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FUJI Aca History Vol.22



大学受験での一発逆転を狙って勉強したこと。

今回は古文です。


【古文】

古文は日本語というとらえ方ではなく、外国語を勉強するつもりで勉強しました。


取り組んだのは以下の3点です。


①助動詞、助動詞の活用、助動詞の意味を覚える。


古文を読解するにあたって助動詞の果たす役割が非常に大きいこと、助動詞が絡む問題がよく出題されることを担当の先生に教わり、一生懸命覚えました。


②古文が書かれた時代の背景を覚える。


平安時代は恋文に和歌を入れる、和歌が上手な人はモテる…、なんてことを学びましたね。

あとは、読解が困難な「源氏物語」の攻略法として、『あさきゆめみし』というマンガも全巻読破しました。


③数打ちゃ当たるで古文を読みまくる


授業中に扱った入試問題、いろいろな予備校で受けた全国模試、そこに出てくる古文を片っ端から和訳しまくりました。



私立文系だからこその荒業でしたが、しばらくすると古文で苦労することはほとんどなくなりました。

ただ、読みまくっていたのが私大によく出題される平安時代の古文ばかりでしたので、センター試験の江戸時代の古文で大コケするという悲しい結末を迎えることになってしまうのですが…。


つづく



【FUJI Aca 生徒 History Vol.22】


今回紹介するのは U くんです。

中2の夏期講習の時に入塾してくれました。


あの時もっとこういう指導ができていれば…。

今でも対応に後悔が残っている生徒の1人です。


【定期テスト】5科順位 中2の1学期期末91位→2学期中間90位→2学期期末87位→3学期学年末81位

【北辰テスト】5科偏差値 4月5科38.3→1月5科42.9

【進学先】第2志望の秀明英光高校(偏差値41)に進学


この子の第一志望は春日部工業でしたが、合格させてあげることはできませんでした。


私が後悔しているのは、もっと踏み込んで見てあげないといけない子だったのに、それができなかったということです。


塾では家庭学習の指示や報告にLINEを利用し、わからないことはいつでも質問してね!、というスタンスでやっています。


それは開校当初からずっと継続しているのですが、どうしてもよく質問してくる子とそうでない子に分かれてしまいます。


また、当時は質問受付にZoomで個別に答えるということもできませんでしたので、対面で質問に答えられるのは塾の授業の前後とか授業のない日とか、またはLINEでひたすら写真と文字で説明してとか。


こうなると、ある程度ガッツのある子とか、写真や文字でも理解できる力のある子しか質問してくれなくなってしまいます。


そういう意味で、U くんにもわからないことは質問するように常に声がけはしていたものの、結局質問してくることはほとんどなく、そこにもっと踏み込んでこちらから細かく見るという気配りも当時の私はできていませんでした。


合格掲示板に自分の数字を見つけることができなかった U くんのその時の気持ちを考えると、今でも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。


あれから月日が流れ、今はオンラインで個別に質問に答えたり、個別指導を行ったりということもできるようになりました。


新しい技術が生まれたことによって、開校当時と比べてはるかに簡単に個々への対応ができるようになりました。


今後もどんどんこういった新しい技術が生まれてくることでしょう。

後から振り返って後悔することのないよう、私自身、常に情報をアップデートしつつ、1人1人に寄り添った学習指導や進路指導を行っていきたいと考えています。