FUJI Aca History Vol.8

山田先生の英語の授業は、今改めて思い出してみても奇跡の指導法でした。
授業中に黒板を使って文法を1から説明したり、テキストを開いて問題を解いたりということは一切ありません。
山田先生が日本語を読み、私たちはひたすらそれを英作文です。
「【日本では雨がたくさん降る】これを3つ英作文してみな。」
その言葉を合図にみんながノートに英作文を始めます。
①There is a lot of rain in Japan.
②Japan has a lot of rain.
③We have a lot of rain in Japan.
しばらくすると、山田先生が黒板に答えを描き始めます。
①There構文のbe動詞の選択、a lot of・many・muchの使い分け、不可算名詞は単数扱い
②無生物主語(人でないものが主語になる文)の説明、3人称単数の s の説明
③我々日本人と言う意味の we や、自分が対象に含まれない時の they の説明
など、1つのお題に対して【文法の知識】【構文の知識】【熟語の知識】【単語の知識】【書き換えの知識】と、ありとあらゆる要素を盛り込んで説明してきます。
この作業を延々2時間繰り返すわけですが、前述の通りとにかく話が上手で間にいろいろとおもしろい話を盛り込んでくるので、飽きるとかそういったことはまったくありませんでした。
そして、このやり方が私にはどハマりだったんだと思います。
今まで私の中に点で存在していたいろいろな英語の知識がすべて線で繋がった感覚です!
しばらくすると、あれほど苦労していた文法問題で苦労することが一切無くなりました。
すべての問題に対して明確な根拠を持って解くことができるようになり、すると不思議なことに長文もスラスラ読めるようになりました。
つづく
【FUJI Aca 生徒 History Vol.8】
今回紹介するのはHさんです。
「兄弟が多くて1番上の私は大変なんです!」ってよく聞かされたのを覚えています笑
授業中に私のボケに対して的確なツッコミを入れてくれる貴重な存在でした!
【学年内申】中2・9科23→中3・9科26
【北辰テスト】5科偏差値 7月39.8→1月44.4
【進学先】第1志望の宮代(偏差値41)に進学
当塾は私1人で指導していますので1学年1クラスしかありません。
入試にターゲットを合わせて身につけさせておきたいカリキュラムがありますので、授業中の進度もある程度のラインに合わせて進行していきます。
クラスの中にはその教科が得意な子も不得意な子もいますので、当然授業についていくのが大変という生徒もいると思います。
それでも、LINEによる家庭学習管理やZoomによる質問対応など、ありとあらゆる手を使って平均から上にブレる子も下にブレる子も誰1人取りこぼすことなく希望の進路に進めるように頑張っています!