FUJI Aca History Vol.13

寮生活で苦労したことは他にもありました。
一番大変だったのが、洗濯です。
野球は乾いた砂の上でやるスポーツです。
守備練習、走塁練習、スライディング…。
真っ白なユニフォームは見事に砂まみれになります。
この汚れたユニフォームを元に戻すのがこれまた難しい。
なにせ洗濯機回すのも洗濯物干すのも、人生初めてでしたから。
寮生活を始めて以来、私の親への感情は劇的に変化しました。
「親への感謝の気持ち」
これは私が寮生活で学んだ一番大きなものだった気がします。
小学生・中学生の皆さん、何も言わなくてもおいしい食事が出てきたり、綺麗に選択された服がタンスに入っていたり、お日様のにおいがする布団で寝られたり…、そんなの当たり前でもなんでもありませんよ!!
みんな皆さんの親が皆さんのためにやってくれていることです。
私は寮生活をするようになってそのことに気づくことができました。
親に感謝の気持ちをもって日々を過ごしましょう。
あと、これは私が奥さんによく言われることなのですが、感謝の気持ちは口に出さないと相手には伝わりませんよ!!
「いつもありがとう」
その一言が世界を平和にしてくれます。
つづく
【FUJI Aca 生徒 History Vol.13】
今回紹介するのは M くんです。
4人続けてになりますが、この子も他塾に通っていた生徒です。
【北辰テスト】5科偏差値 9月55.3→11月58.7
【進学先】第1志望の埼玉栄Sコース(偏差値61)に進学
この子もうちの北辰対策と入試対策でぐんぐん力をつけ、最終的には当日の得点で1つ上のコースに合格することができました。
私立高校の場合、公立高校と違って同じ高校でもコースによって基準となる偏差値が全然違います。
それには明確な理由があって、コースごとに3年後に目標とする大学が違うからです。
例えば1番上のコースは「国公立大」、2番目のコースは「最難関私立大」、3番目のコースは「中堅私立大」…、といった具合です。
目標が違えば当然3年間で指導する内容も変わってきますし、課題や補習などの負荷のかけ方も変わってきます。
私立高校に入って目標高く頑張っていきたいのであれば、当然1つでも上のコースで合格したほうがいいにきまっています。
では、1つ上のコースで合格するには何をすればよいのか…、それはまた別の機会に語りたいと思います!