北辰テスト傾向と対策【国語4古文】

今日は、【国語4古文】について分析していきたいと思います。
①歴史的仮名遣い
出題のパターンは決まっています。
1.語頭以外の「はひふへほ」→「わいうえお」に直す
2.「ゐゑをぢづ」→「いえおじず」に直す
3.「ア段+う(ふ)」→「オ段+う」に直す (例) かうし → こうし
4.「イ段+う(ふ)」→「イ段+ゅ+う」に直す (例) きう → きゅう
5.「エ段+う(ふ)」→「イ段+ょ+う」に直す (例) けふ → きょう
②文法的な知識は問われない
大学入試の古文と言えば「助動詞」の意味を覚えて本文の意味をつかんだり、係り結びの法則について問われたりという文法の知識が必須になりますが、高校入試の古文ではそこまでの知識は必要ありません。
最初の写真を見ていただければわかりますが、本文の横に現代語訳がついていますので、本文を訳すことはある程度できるようになると思います。
もちろんこのような古文をたくさん読んで問題を解くといったそれなりの訓練は必要ですが。
③当時の文化・習慣を頭に入れておく
北辰テストや公立入試で出題されるジャンルはほぼ決まっていて、当時の時代背景をつかんでいた方が解きやすい問題が出題されています。
いくつか例を紹介しておきますので頭に入れておきましょう!
●道徳系(2017公立・2024北辰7回・2023北辰2回・2022北辰7回・6回・5回・4回)
昔の日本には儒教の教えが強く根付いており、わが身をかえりみずに親孝行する者、危険な目に合っている動物を助ける者、落とし物をちゃんと届ける正直者などには、のちのち大きな福が舞い降りるというお話が数多く残っています。
●お説教系(2018公立・2024北辰6回・2024北辰4回・2022北辰2回)
わが子に親が自ら見本を見せる、先輩が後輩に苦言を呈する、家臣が命がけで国王を諫める、盗人に説教をして改心させる、などなど。ここにも儒教の教えが大きく影響しています。
●優れた歌人賞賛系(2019公立・2024公立・2025公立)
昔の日本の流行の最先端をいっていたのは優れた和歌が詠める人。
優れた歌人は上司からも女性からも人気があり、アイドルのような存在でした。
●宮中での出来事系(2020・2021・2022公立・2025北辰5回・2025北辰3回)
昔の日本で文章が書けるような知識人はみな天皇に仕える者たちでした。
貴族たちに人気のあった蹴鞠でグラウンド整備をする男、天皇が鷹狩りで使う鷹を探す男、なんでも聞き分ける異常に耳のよい男、后の命で源氏物語を書き上げた紫式部などが描かれています。
●口だけ野郎のへ理屈系(2023公立・2024北辰5回・2024北辰1回)
自称「絵の道を究めた男」「書の道を究めた男」「歌の道を究めた男」などなどが出てきてあー言えばこー言う系の展開が見られるちょっと笑い話系のお話です。
●神様・妖怪系(2025北辰7回・2025北辰4回・2024北辰3回・2023北辰5回)
昔の人々は自分たちの理解を超える存在に恐れを抱いていました。
神社の神様が無礼な人間をこらしめる、大蛇が人間を襲ってくる、天狗が人のものを盗むなどなどが描かれています。
●仏教系(2025北辰2回・2025北辰1回)
昔の人々にとって仏教は特別な存在です。
仏教とは無縁な人生を送っていた人がどのようにして仏教の道に進むのか、その人が体験する不思議な出来事と共に描かれています。
こうやってまとめてみると、奈良~平安くらいの古文では、
●宮中
●儒教
●仏教
●和歌
が話題の中心であることがわります。
これらが歴史的背景として頭の中に入っているかどうかで古文の読解に大きな差が生まれます!





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