北辰テスト傾向と対策【国語3論説文】


今日は【国語3論説文】について分析していきたいと思います。
①出題のクセを見抜く!
数学・理科・社会と違って、国語では過去問と全く同じ文章は出題されませんし、同じ問題も出題されません。
ですから、過去問を解いてもしょうがないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
文章が違っていたとしても、同じ問題が出なかったとしても、その根底にある出題の意図は終始一貫しています。
大きく分けると3パターン、「部分で解く問題」「キーワードをもとに解く問題」「全体を見て解く問題」この3つです。
これを知っているかどうか、過去問で体験したことがあるかどうかで、国語の得点力は大きく変わります!
②前半の記号問題は部分で解く問題!
論説文の記号問題は基本的に「部分で解く問題」です。
「部分で解く」というのは、全体の内容があまり理解できていなくても、棒線を含む段落+前後1段落くらいを精読すれば解答の根拠が見つかるという意味です。
北辰テストはまだマシですが、公立入試の論説文などは大学入試で扱われてもおかしくないくらいの難解な文章題が出題されます。
その論理を中学生が完璧に理解するのはほぼ不可能です。
読んでいるうちにわけが分からなくなってあきらめてしまいます。
でも、前半の記号問題は全体が把握できている必要はありません。
あきらめずに前後の文章を何回も読んで、これだと思えるものを記号で選んでみてください。
埼玉の論説文は確かに内容が難しいのですが、1つ救いがあるとしたら、小説文と違って「全体としては正しそうなことを言っていても細かいところで誤っている」選択肢が用意されているわけではありません。
4択のうち2つは明らかに間違っている、というパターンがほとんどです。
ですから途中でめげずに周りをよく読んでみてください!
③記述問題が1番素直に解ける問題です!
これは小説文と同じです。
いや、キーワードがバシッと設定されている分、もしかしたら小説文よりも単純かもしれません。
文章中からキーワードを探し出し、その文をほぼ抜き出せばOKです。
気を付けるのは解答のつなぎを順接にするか逆説にするかを自分で考えることくらいです。
なお、これも小説文同様、多少模範解答とずれていたとしても部分点が付きますので、大切なのはとにかく「書くこと」です。
国語が苦手だからと最初からあきらめて何も書かなければ0点確定です。
④最後の選択問題は主題(筆者の主張)を問われる問題!
最後の選択問題だけは筆者の主張が読み取れていないと正解を選ぶのが難しい…。
限られた時間の中でこの問題を百発百中で解くというのはちょっと難しいかもしれません。
正答率を上げる特効薬というわけではありませんが、論説文を読解するときに1つ意識してほしいのは、「あーだこーだと言ってはいるけど結局筆者が言いたいことは1つだけ」、これが論説文だということです!
筆者は読者(君たちです)に自分の主張を理解してもらえるように、時には具体例を出したり、時には反例を挙げて論破したり、時には別の角度から説明してみたりと、あの手この手を使って自分の主張を説明しようとします。
ですから皆さんはそれに振り回されずに、「んで、結局あなた(筆者です)の言いたいことはこれ1つだけですよね!?」という姿勢で論説文と向き合うことが重要です。
⑤正答率が低いからこそここで差がつく!
国語3論説文の正答率は小説文に比べると低くなります。
↓今回の北辰テストの正答率をご覧ください。
問1 71.3%
問2 61.6%
問3 42.6%
問4 57.7%
問5 54.8%
問6 57.4%
ご覧のとおり、正答率はだいたい半分前後です。
言っていることが難しいから適当に選べばいいやとか、時間配分を間違えて論説文を読む時間がほとんど取れなかったとか、そういう生徒が周りにどんどん差をつけられてしまう大問だと言えると思います。
最後に今回の内容をまとめます。
①論説文は出題のクセを踏まえて部分部分で取りにいく姿勢で読むこと!
②こういうクセの強い問題を解く訓練は過去問演習でしかできないので、塾での学習を大切にすること!
ぜひこれを今後の国語の勉強の参考にしてください!





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