第一志望合格率 94.7%
県立入試合格率 100%(追加募集合格者1名含む)
私立入試合格率 100%
【公立高校】合格率100%
・大宮 1
・越谷北 1
・越ヶ谷 1
・浦和南 1
・春日部東 1
・杉戸 1
・大宮南 1
・草加南 1
・岩槻 1
・庄和 2
・越谷総合技術(電子機械) 1
・大宮東(体育) 1
・岩槻商業(商業) 1
・市立柏 1
【私立高校】合格率100%
・開智 1
・春日部共栄 1
・昌平 3
・花咲徳栄 6
・叡明 2
・浦和学院 2
・細田学園 1
・秀明英光 1
・中央学院 1
フジアカの入試対策では、これでもかとばかりに模擬テストを行います。
その回数、なんと45回。
県内にフジアカより多く模擬テストを行う塾はおそらくないでしょう。
今年は休校からスタートした激動の年でしたが、
そのすべてを乗り越えて入試を迎えた皆さんを誇りに思います。
また、このような情勢下での受験、保護者の皆様の気苦労は想像を絶します。
この大変な1年に、受験の伴走者としてフジアカデミーを選び、
信じてお任せくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
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今年の受験生は、フジアカ立ち上げの1年目に中1で入塾してくれた子たちの代でした。
私も2年間指導に携わり、最後の1年は直接は教えられないまでも
zoomでの補習の際は、教室長の隣で耳をすませて様子をうかがっていました。
今年はzoomによって授業時間外で補習時間を大幅に増やすことができ、
学校選択問題などの個別対策がしやすくなりました。
問題を画面にアップし、そこに書き込みながら口で説明ができるので
わからない問題があっても塾にいるのと同じように教えられ、
受験生にとっては本当に効率が良い家庭学習が可能になりました。
夜中でも家にいながら、リアルタイムで難問に挑戦させたり
指示を出すことも容易くなり、より深い指導ができたと思います。
効率、わかりやすさという意味ではLINEで説明するのとは比較になりません。
zoomを使った学習はコロナ禍の思わぬ副産物でしたが、
新たな武器を手にいれ、また一段、塾としてレベルアップすることができました。
ただ、その分お盆など、普段なら完全にお休みの日も
家で補習が受けられることで休みがなくなってしまい、生徒たちは大変でした。
(教室長藤井は授業ができてとても嬉しそうでしたが)
本当によく頑張ってくれたと思います。
その上で、さらに夜中に質問してきて
24時からzoomでマンツーマンで難しい問題にチャレンジする子。
26時を回ってから、宿題や家庭学習の写真を何十枚も送ってくれる子。
(でもちゃんと眠るのも大事なので、後輩のみんなは真似はしないでくださいね。)
私にとっては、自分の手を離れ、塾で会えなくなっても
いつでも身近に彼らの頑張りを感じ、それに支えられ、励まされ続けた1年でした。
*
受験はなぜ存在するのか。
勉強はなぜしなければならないのか。
毎年1度は聞かれる質問ですが
私は幸せになる力を身につけるためだと思っています。
困難に立ち向かう勇気、
目標を達成するために努力し続ける忍耐力、
そして、困難に打ち勝つためにどうしたらいいか考える力。
それらがあれば、きっと自分を幸せにする道を選択していけるはずです。
人生の成功は、何かに合格したり、高い数字を出すことではありません。
人から見て成功に見えても、自分自身が幸せでなければ何の価値もないのですから。
時には我慢せず、諦めることで幸せを掴める場合もあります。
諦めるにも勇気が必要ですから、とても立派で素晴らしい選択です。
人生には、誰の助けも借りずに自力で高い壁に立ち向かわなければいけないこともたくさん出てきます。
受験は「頼れるのは自分だけ」という状況で何ができるか
そのためにどのような準備ができるかの演習でもあります。
でも、勉強で結果を出すことが目的ではなく、
あくまでも幸せになるための一つの演習にすぎません。
だからこそ結果だけを追い求めず、過程がどうであったかを生徒たちには振り返って評価してほしいと思います。
失敗したっていいし、最短距離で行くよりも、回り道のほうがもっといい結果が得られるかもしれません。
自分の適性をよく考え、目的地を変えたほうがいい場合もあるでしょう。
また、これ以上は無理と思えるまで努力できたなら、望むような結果が出せなくても、納得できて、不思議と晴れやかな気持ちになることだってあります。
(思いもよらないポジティブな副産物に出会えることも、人生の醍醐味ですね。)
このように「幸せ」は、漠然としていて意外と難しいものです。
大人になればなるほど環境や様々な制約に縛られ、幸せになることをいつしか諦めてしまうこともあります。
大人として生きることの大変さは子どもの大変さとは質が違い(子どもは子どもで本当に大変ですが!)、自分が幸せを諦めたことにすら気づけないことだってあります。
でも、忘れないでください。
どこにいても何をしていても一番大切なのは、
自分が「幸せ」と感じているかどうか、
「幸せ」に向かって進めているかどうかです。
「今、自分は幸せかな?」
「自分も周りも幸せにするにはどうしたらいいんだろう?」
そんな風に考えられたら、きっと生きることが楽しくなって
幸せになれると私は信じています。
*
フジアカ3期生のみんな、受験お疲れさま。
そして中学校ご卒業、本当におめでとうございます。
花粉症で目が腫れていたのですが、朝からみんなの結果に大号泣で、今やまともに目が開きません。笑
みんなが1年生だったのが昨日のことのようなのに、もう卒業なんて時が経つのが早くてびっくりです。
たくさんの学びと幸せな時間を、本当にありがとう。
今は金曜日に塾にいるので、いつでも会いに来てくださいね。
(授業前だとドタバタしちゃうので、連絡してね。早めに行きます)
久々に塾の授業に復帰した私には、みんなと会える月曜日がとても楽しみでした。
それぞれにいいところがあって
「みんなちがって みんないい ってこういうことだよね」と会うたびに、いつも思いました。
誰もが優等生になる必要はないし、同じような人ばかりでは世の中偏って、つまらなくなってしまいます。
できないことがあってもいいんです。
自分という人間の価値を忘れずに。
苦手なことは人に助けてもらい、得意なことでは人の力になって、互いに尊敬し合えたら素敵ですよね。
それから高校生活でもその先の人生でも、自分のことを大切にしてください。
心が壊れてしまうほど頑張るのはよくないです。
辛すぎたらやめたっていいし、前を向けないときは立ち止まることも必要。
我慢が必ずしも正義ではないことを、覚えておいてください。
さて、私の座右の銘は
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損」
です。
これは(人生は勝ち負けという概念では測定不可だけれど、あえて言うなら)人生は楽しんだもん勝ちだということです。
つまらないことだって、ちょっとした工夫で楽しめたりもします。
どんなこともできるだけ(できないときもあります。そんな時は諦めるしかねぇ!てやんでぃ!です)楽しんでください。
そうやって人生を楽しみながら、自分も周りも幸せにできる、素敵な人になってくださいね。
新野(藤井)あさき
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