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FUJI Aca History Vol.16

更新日:1月7日



今回紹介するのは P くんです。

当塾開校とともに入塾してくれた生徒の1人で、まだ生徒も少なく20人入る教室でマンツーマン授業していましたので、とても思い出深い生徒です。


【北辰テスト】5科偏差値 4月5科54.8→11月5科54.8

【進学先】第1志望の国学院栃木高校(偏差値59)に進学


北辰テストの成績比較を行う場合は、通常は夏期講習前の1学期の最初の北辰テスト結果から、2学期のベストの北辰テスト結果で比較を行います。


1学期は北辰テスト対策をほとんど行っていませんが、夏期講習でみっちり対策を行いますので、2学期に行われる4回の北辰テスト結果(しかもベストの結果)と比較すれば、ほぼすべての生徒が成績向上を果たせるのは当たり前と言えば当たり前かもしれません。


ただ、この子は1学期のベストと2学期のベストが同じでした。

決して手を抜いたわけではないのですが、北辰テストの結果に関しては見事に 52.3~54.8 の間を行き来していました。


埼玉県中の中3生が夏に受験勉強をやって基礎学力が向上し、北辰テストの得点力も身についている中で偏差値を維持できているわけですから、考えようによっては学力は向上しているといえるとは思うのですが、それにしてもなかなかのレアケースでした。


1つ要因を挙げるとしたら、ずーっと志望校が決まらなかったからなのかなと考えていたりもします。

受験生が1番モチベーションを上げて受験勉強に取り組めるのは、「どうしても行きたい高校が見つかった」時、そして「その高校が自分の偏差値よりも上」の時です。

その目標がない中で、根詰めて勉強することができなかったというのもあるかもしれません。


ただ、この子も11月にやっと行きたい高校を見つけることができて、無事進学することもできました。

なかなか結果を出せない中で、それでも当塾を信じて通わせ続けてくれた保護者様には感謝しかありません。


普通どの塾のホームページでもいいことしか紹介していませんが、フジアカは違います。

1人1人に志望校合格までの歩みがあって、それに寄り添って隣を歩いた私だからこそ伝えられる大切なことがあると思っているからです。


私の仕事はこれら先輩たちの歩みを今の塾生たちに伝えていき、「自ら学べる子」を育てることです。

今後もこのブログでは卒塾生たちの歩みを紹介していきたいと思います!

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