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令和6年度入試速報!!

更新日:3月19日


【私立】


●おおぞら   1名

●浦和学院   5名

●浦和実業   1名

●開智未来   1名

●春日部共栄  4名

●国際学院   2名

●埼玉栄    1名

●秀明英光   1名

●順徳女子   1名

●西武台千葉  2名

●独協埼玉   1名

●日本文理   1名

●花咲徳栄   7名


【公立】


●岩槻       1名

●大宮北      1名

●大宮東(体育)   1名

●大宮武蔵野    1名

●春日部工業(電気) 1名

●春日部女子    2名

●川口市立(スポーツ科学) 1名

●越ケ谷      2名

●幸手桜      1名

●庄和       1名

●杉戸       1名

●草加南(外国語)  1名

●巻総合      1名

●鷲宮       3名



今年もお子さんの受験の伴走者として、FUJI Academyを選び、信じてお任せいただきました保護者の皆さま、誠にありがとうございました。 そして一所懸命最後まで走りきったフジアカ7期生のみなさん、本当にお疲れ様。

藤井先生を信じてついてきてくれて、ありがとう。 今年はフジアカ史上、挑戦校に挑む子が最も多い年でした。

15歳という年齢で、自分の進路を決めるのは本当に大変なことです。 ほとんどの子が、やりたいことがあって進路を決めるというよりは、漠然とした不安の中、手探りで自分の可能性を探すものだと思います。

自分で実際足を運び、入試への不安を抱えながら、どんな学校に行きたいのかを考えるだけでも、大きな学びがあったことでしょう。 「難しいかもしれないけれど、それでもこの学校に挑戦したい!」と自分で決めて、勇気を出して立ち向かったことに、拍手を送りたいと思います。 私は、この学年では講習会を2年間と、教科書の違う子の英語を2年間担当し、入試では特殊な形態の作文が出題される子の作文指導を行いました。

教科書が違う3名は、1人は新潟・2人は越谷からオンラインで授業に参加していました。 うち2人は、ほとんど会ったことがない子で、毎回言葉を交わし、誕生日まで知っていたので仲良くなった気でいたのですが、会ってみたらイメージしていたのと全然違ったりして(多分お互いに)、不思議な気持ちになりました。 顔をよく知らないまま心が繋がるというのは、オンラインならではだと思いました。 毎年、様々な受験生がいます。 志望校選びの条件も各受験生・各家庭によって違い、一口に「受験」と言っても、実際に起きる現象は1人1人異なります。 ただし条件が異なっていても、不安な気持ちだけは全員同じです。

その不安に対応するため、長期的なプランを持ち、それぞれの時期に適した指導を行うのが入試のプロです。


定期テストの合間に北辰テストが入ってくる2学期など、優先順位がわからなくなってしまうことがありますが、具体的に指示を出してもらえることで、子どもは安心できます。 今日はなにをやろうかな?と考える隙を与えないというのは、効率に大きく寄与します。 そういった戦略的な部分は、塾に通う上での大きなメリットだと思います。

また今年は、全ての模擬テストなどの丸付けを、隅々まで藤井が行いました。 同じテストでも、全教科で精度高く行えたという自負があります。

ただでさえうちは入試の模擬が多いので、すべて丸付けなんて普通はできないものですが、その分得点力がきっちりと把握でき、自信をもって送り出すことができるというのが、藤井の考えです。 1人1人の回答するときの癖や傾向も全教科把握していて 「この問題は解けるだろう」「この問題なら何点ぐらい取るだろう」といった予測も、かなりの精度で当てることができます。 でも、それでも。 どんなにいい準備をしても、あと一歩及ばないことがあります。 昨日の自分が力及ばなかったとしても、その日まで頑張ってきた自分をどうか褒めてあげてほしいです。

今すぐには無理でも、必ず笑える日は来ます。

こんなことを書いても、気休めにもならないかもしれませんが… でも、この結果を+に変えられるかどうかは、この後どう生きるか次第です。 ここがゴールだと思わず、スタートラインだと思ってほしいです。


さて、ここからは入試が終わった皆さんへ 1年前に「先輩たちの受験が終わりました。いよいよ君たちが受験生ですね」と伝えた日のことを思い出します。 受験生というはるか遠いと思っていた現実が、予想以上の早さで一足飛びにやってきて、驚くやら怖いやら、不安そうな顔をしていたのが思い出されます。 オンラインで受けている子が多いクラスだったので、なかなか顔が見られず、2年経ってようやく会えた子もたくさんいました。

顔を知らないのに声だけはよく知っているので、目をつぶったほうが誰だかわかるなぁと思ったことを覚えています。

小学生のころから在籍してくれた子も多く「この子はこういう子でね」と帰宅後に藤井が楽しそうに話してくれたこともいい思い出です。 さて、ここから先はフジアカを巣立つ君たちに、私が伝えたいことを書きました。 私はMBTIがENFPで感情重視で生きていますので、思考タイプの方には意味不明かもしれません、ごめんね。 毎年伝えたいことは同じなので概要は去年からの引用ですが、 詳細は今年の言葉で書いてみますね。 【概要】

①高校はゴールじゃない

②頑張っても結果が出ないとき、頑張れなかったときは、まず自分を許してあげること

③自分の幸せとは何かを考え、そのためにどうすればいいかを考える力を身に着ける

④自分の感覚や直感も大切に

⑤人を傷つけず、自分の意見を伝えられるように


【詳細】

①当たり前ですが、入試も進学もゴールではありません。 今は、高校への進学が決まって、すべて終わった気持ちでいるかもしれません。 でも本当は、今まさにスタートラインに立っただけ。 大事なのは、この先の3年間をどう生きるかです。 「高校はつまらなかった」という人もいれば「かけがえのない友に出会った」という人もいます。 後者になれれば最高ですが、前者になってしまった場合は、学校以外のことで幸せを見出せるように、自分を楽しませる工夫をしてくださいね。 未熟だからではなく、たまたま、あなたに合う環境でなかっただけなのですから、恥じることはありません。 この先、進学以外にも、就職や結婚などの一大イベントがあります。 でも、それらは結果や節目にすぎません。

人生の大半は普通の日々で、結果や節目に悩むのは長い人生の中ではほんの一瞬です。 一瞬のできごとに気持ちを左右されるのは、もったいないと思いませんか? ぜひ、当たり前の日々を幸せに生きてください。


②人生には、頑張っても思うような結果が出せないことがあります。 特に入学後は、同じぐらいの学力の子たちと競うことになるので、今までとはちがった結果の出方になるはずです。 各教科、より専門的になるため、順位をキープするのが難しい教科も出てくるでしょう。


「頑張れなかった」と感じる時、悔しいだけでなく情けない気持ちになるものです。 自分を不甲斐ないと思うのは、とても辛いこと。

ですので、まずは頑張ってみるといいと思います。 頑張ってみて上手くいかなくても「でもよくがんばったじゃん?次回どうしよっか」と、まずは自分を褒めて前を向けるといいですね。

頑張りたいと思っていても頑張れないときには「まぁそういう時期もあるっしょ」と、自分をいったん許す方向にシフトしましょう。 頑張りたいけど頑張れない時は、どうやっても頑張れません。

私も36年生きてますが、頑張れないときはどうしたってだめです。 皆さんにアドバイスをしていますが、私自身できないことも多くあって。 そんな時は面白いものをキャッチするのが上手い友人に「笑える画像送って!」とお願いしています。 私の場合は、一笑いすると少し嫌な気持ちが抜けてきます。 その後、面白画像を送ってくれた友人の気遣いがじわじわと心に染みてきます。

こんな私にも大切に思ってくれる人たちがいるんだよな、と思い出し、浮上の糸口をつかむことができます。

そんな風に、自分を助けてくれる人や方法を見つけておくことも、とてもいいことです。


③この先の人生について漠然と不安になることもあるでしょう。 そんなとき、思い出してほしいことがあります。 それは「私たちは幸せになるために生きている」ということです。 そんなの当たり前と思うかもしれません。 でも、自分の幸せの基準を、細かく理解していますか? 幸せは、人によって異なります。

例えば、新作のiphoneを手に入れて大喜びする人もいますが、藤井先生のように「あんなに機能があっても俺は使いこなせない。ならば安さを追求したい」という人もいます。 私は子どものころ、バレエスタジオのついた大きな家に住んでいたので、片付けが大変でした。

ですので、結婚するときに「あまり広くない家を」と藤井先生に提案しました。

場所があるとどんどん荷物をためこんでしまうので、私には向きません。 荷物を最小限する代わりに、好きなものに囲まれて

すべてに目が行き届くこじんまりとした暮らしが好きです。 高価なものは素敵に見えますし、大きいものは立派に見えます。 私も、天井の高い家や大きな窓を見れば、いいなーと思います。 でも実際に、自分に合う合わないは別の話です。 特に、今はSNSで「これがいい!」というものを多く目にする時代です。 情報にあふれていて選び取るのが大変なので、みんなタイパやコスパを求めています。 でも、誰かがおすすめしているものでも、自分にはあわないことも多々あります。 だから自分で見て、触って、感じて、確かめること。 勢いに飲まれないで、本当に自分に合うのかを吟味してみてね。 タイパやコスパではなく、自分の基準で決められるようになると、幸せを感じられる瞬間が増えます。

ちなみに私の結婚の決め手は

「この人は尊敬できる、この人のためなら家事をがんばってもいい」と思えたことです。

藤井先生は、私の短所については「俺がやるから大丈夫だよ」と言い、長所は「俺にはできないからすごい」と、心の底から認めてくれました。

尊敬する人が自分を認めてくれている、その期待に応えたいという気持ちや自信が湧きました。 私はとてもズボラなので(笑)「この人なら一生大事にできるかな、してあげたいな」と思い、結婚を決めました。

私が若かったので、周りは戸惑い不安に思ったようでしたが、基準の近いおばだけは「とっても素敵な人ね」と最初から言ってくれて、自信が持てました。 今も、藤井先生の時々謎にかわいい言葉選びと、私と家族に驚くほど優しいところが大好きです。




④自分の気持ちや感覚を大切にしてください。

私の場合は「正しい」「正しくない」という軸よりも

「好きだな」「いやだな」のほうが当てになることが多いです。


いろいろと失敗を重ねてきましたが、

「これ、あとでネックになるかもなー」と少しでも感じたことは、大抵上手くいきませんでした。 特に人間関係では、少しでもそう思ってしまうと続けていくことが難しくなります。


そんなときは全力で辞めたり、お断りしたりして、その状況から逃げてしまいましょう。 人に迷惑をかけるのであれば最大限配慮や謝罪は必要ですが、自分を犠牲にする行為は自分も周りも不幸にするだけです。 自分が幸せだからこそ、周りも幸せになれると心得ましょう。 ⑤言いたいことを、人に優しく伝える術を身につけましょう。 特に家族や親しい友人への言葉はきつくなりがちです。 近しいからと無遠慮にするのではなく、近しいからこそ礼の気持ちをもって接することが、長く一緒にいられる秘訣です。

私も何かに夢中で藤井先生を冷たくあしらってしまうことがあるので、自戒をこめて…w

また、感謝や謝罪の言葉は、近しい人ほど忘れずに。 ありがとうって言ってもらえたら嬉しいし、謝ってもらえたら「え、いいよ~気にしないで」と言いたくなるものです。


藤井先生は、10年かかってようやく言葉にしてくれるようになりました。

私はそのことがとても嬉しいし、変われたことがすごいなと思っています。(私も頑張らなきゃねえ)

変わるのには時間がかかりますから、ぜひ今から始めてみてください。



【まとめ】


さて、長くなってしまいましたが、私が思う「幸せになるために必要なこと」を書きました。 まとめは、一部昨年の文章を引用しています。

何時間も書いては消し、書いては消したのに去年よりもうまく書けなくて申し訳ないのですが、一番伝わる言葉で伝えたかったので、引用させていただきます。 君たちには、これから頑張ってほしいと思うと同時に、頑張れない時は全力で逃げてほしいとも思います。 精神的にやられるだけで+がない場合は、逃げたほうがいいこともたくさんありますよ。 その頑張りが+か-かは、自分の判断次第ですから、自分の幸せ軸に照らして判断してみてくださいね。

逃げることは恥ではありません。

そして、幸せになろうとすることも恥ずかしいことではありません。

自分が幸せでないと、周りを幸せにしようなんて余裕は生まれませんから。

まずは自分を幸せにしてあげてね。 いよいよ自分で決めた進路に踏み出す今、人生がなにか大変なもののように思うかもしれませんが、今までのように伸び伸び楽しく生きていけばいいのです。


本当は、大人になるというのは自由になるということ。 その自由の中から、自分を幸せにする選択を重ねていってください。

君たちには可能性がたくさんあることを忘れないでくださいね。

(大人になるって最高に楽しいです!)



そして、勉強ができる人は偉いと思いすぎないでね。

勉強ができるだけで人から好かれはしないし、勉強が苦手だからと嫌われることもありません。

みんな同じ人間です。


それにいろんな人がいるから、世界は楽しいのです。

面白い人、優しい人、人前で発言できる人、いるだけで場を和ませる人、

みんなが言いにくいことをずばっと言える人… それぞれが、人のために何ができるかを考えて動けばいいのです。


自分と違うからこそ人が魅力的に見えてきます。

人が見た自分は、もしかしたらとても魅力的に映っているかもしれません。


だから、自分の欠点ばかりに目を向けて落ち込まないこと。

いいところがたくさんあるはずなのに、落ち込むなんてもったいない。

できることでは全力で人の役に立ち、欠点はできる範囲で気を付けて、

あとは人に助けてもらいましょう。

(にこやかに「ありがとう」を言うのは忘れないようにね!)

(いいように使われるのは違うので、それにも気を付けること)


もしあなたが完璧な人だったら、周りの人はあなたを助けるチャンスが得られません。

してもらうばかりだと気が引けるもの。 ちょっと抜けてるぐらいでいいのですよ。 完璧を目指さなくていいし、誰かが困っていたら全力で助けてあげてね。


みんなが長所を生かしながら、短所はカバーしあって

互いに感謝しあえる世界は、とても素敵だと思います。



最後に、私の座右の銘は

「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」です。


「りかちゃんあせって…」といえば、みんなご存じ

理科の語呂合わせですが、興味がわかない単元も

楽しい語呂合わせだと覚えられたりしますよね(*^^*)


どんなことも(できる範囲でね)楽しいほうに考えたら

人生は豊かになります。


そんな風に自分を幸せにしながら

周りも幸せにできる素敵な人になってくださいね。




藤井あさき

 
 
 

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