このために頑張ってきた夏期講習。
そう言っても過言ではない、9月の北辰テストの結果がついに出ました。
フジアカの中3生は…
全員偏差値が上がりました!!
偏差値アップ100%達成です!!
中3生のみんな、本当におめでとうございます!!(*^^*)
今日のブログでは最高点や平均点を出し、
今回の結果を考察していきたいと思います。
「5教科を1人で教えるって、実際どうなんだろう?」
「フジアカって結果どうだったのかな?」
そんな風にお考えの方にご覧頂ければ幸いです。
*数値から見る結果*
①5教科得点平均
→64点アップ!!
一番点数を伸ばした生徒は97点アップしました!!
②偏差値平均
→5.1ptアップ!!
一番偏差値を伸ばした生徒は8.5ptアップしました!!
(元が偏差値50だとしたら、偏差値58.5まで上がったということです。)
ここまではよく聞かれる内容です。
フジアカは、5教科を教室長が教えている塾ですので
各教科ごとのアップ率にまで切り込んで調べてみました。
③国語
→得点は平均4.9点アップ
→偏差値は平均2.6ptアップ
→一番偏差値を伸ばした生徒はなんと18ptアップ!!
④数学
→得点は平均6.9点アップ
→偏差値は平均3.9ptアップ
→一番偏差値を伸ばした生徒はなんと11ptアップ!!
⑤英語
→得点は平均20.5点アップ
→偏差値は平均5.4ptアップ
→一番偏差値を伸ばした生徒はなんと12ptアップ!!
⑥社会
→得点は平均9.6点アップ
→偏差値は平均4.5ptアップ
→一番偏差値を伸ばした生徒はなんと13ptアップ!!
⑦理科
→得点は平均22.1点アップ
→偏差値は平均7.6ptアップ
→一番偏差値を伸ばした生徒はなんと16ptアップ!!
※英語と社会で最も偏差値を上げた生徒は同じですが、あとはちがう生徒です(*^^*)
*教科間バランスについての考察*
どの教科もバランス良く、得点・偏差値それぞれに
アップしていることがよくわかる結果になったと思います。
教室長藤井がクラスの雰囲気を見ながら
各教科にかける時間や宿題量の比重を変えたりして
どの教科もきちんと点数が取れるところまで
持っていくことができました。
全教科をプロとして1人で管理したことで
教科バランス良く成績を出せたと思います。
*中3生の頑張りについて*
もちろん!この結果は、生徒たちの
頑張りなくしては語れません。
今年の3年生はフジアカでの中1・中2単元の積み重ねがない分、
夏期講習で学ぶ中1・中2の単元はほとんど
「初めまして」状態でした。
(個人差はありましたが)
テストで点数が取れるようになるためには
以下のような2段階の手順を踏む必要があります。
①知識を正しく覚える(インプット)
②覚えた知識を問題形式に合わせて使う(アウトプット)
通常、塾に通っていれば
ある程度の知識に中1・中2で一度触れているため
夏休みという短期間でも①・②までなんとか間に合うのですが、
今年の中3生はそうではなかったので
解けるようになるまでにとても時間がかかりました。
本当に大変な夏休みだったと思います。
フジアカの夏期講習は本当に盛りだくさんで、
塾で5時間、宿題で5時間学習してもらいました。
勉強時間は1日10時間。
月~土まで6日間×4週ありましたが、
休むことなく、みんなきっちり受けきりました。
休みたいと思う日もあったと思います。
それでも、頑張ってくれた中3生の皆さんに
拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。
*中1・中2単元の重要性について*
正直なところ、これだけ高い結果を
見たことがありません。
今年は新規開校という特殊な状況であったため
今年の中3生たちは、理社を始めとした知識が
中1、中2の間に仕込まれておりませんでした。
夏期講習でそれらをみっちり仕込んだ結果、
大幅に点数アップしたことが考えられます。
後からでも、もちろん手遅れではありません。
ですが。
中3になってから頑張るというのは、
中3の1年間で3年分を学習をするということです。
勉強はマラソンと同じ。
一度集団から遅れてしまったら、追いつくのは至難の業です。
中3の単元はもちろん中1、中2以上に難しいのです。
そこに中1、中2の学習が加わったら…
パンクしてしまってもおかしくありません。
更に中3になる頃には、周りの中3生だって頑張り始めます。
どんどんスピードを上げていく集団を
それ以上の速さで追いかけ、追い越さなければいけないのです。
どれだけハードか、おわかりいただけるのではないでしょうか。
中1、中2の単元を、積み重ねていくこと。
ずっと覚えていられないかもしれません。
でもそれでもいいんです。
一度覚えたことは、思い出すのも楽なものなんです。
中1、中2の皆さんが、
今できることを精一杯やってくれたら嬉しいです。
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